今月23日開催の総合格闘技RIZIN TRIGGER2大会(静岡・エコパアリーナ)でメインイベンターを務める地元出身の佐々木憂流迦(うるか、32=セラ・ロンゴ・ファイトチーム)は17日、オンライン形式で練習を公開。気迫のミット打ちを披露し、「気持ちが出るような局面が何度もある厳しい戦いになる」と、クレベル・コイケ(32=ボンサイ柔術)戦に向けて気合十分に話した。

熱さの中にも冷静さを失わない。自身のアパレルブランド「LAZY GOD」を身にまとった佐々木は、落ち着いた表情で試合の展望を語った。「表面的に見たら相性がいいのではないかと思っているが、1度触ってみないとわからない。過信はしない」と、俯瞰(ふかん)で捉える姿勢を大切にする。

対戦相手の元KSWフェザー級王者クレベルは、現在RIZIN3連勝中。昨年6月の東京ドーム大会では、朝倉未来を締め落として一本勝ちを収めている難敵だが「ファンより俺の方が楽しみ」。14年から18年まで主戦場にした世界最高峰の格闘技団体UFC(米国)で慣れ親しんだケージでの試合も心強い。「UFC時代を思い出す感じになるんじゃないかな」と、白い歯をこぼした。

今年初のRIZINで、メインイベンターを担う責任感も口にした。「入場からしっかりやる。それも含めて1つの作品なので目に焼き付けてほしい」と華やかな入場演出を予告。「勝てばぶちあがるのは当然。勝つまでのプロセスを見てほしい」と力を込めた。佐々木の22年、幕開けは1週間後に迫っている。【勝部晃多】