来月1日開催の福岡大会(ペイペイドーム)で4度目の防衛戦に挑むIWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードが、次期挑戦者の石森太二(39)との初めての前哨戦に先勝した。
第4試合、セイバーJr.、金丸、DOUKIを率い、オーエンズ、ファレ、外道と組んだ石森と8人タッグマッチで対戦。先発を買って出ると、石森とのバックの取り合いを制し、強引にマットにたたきつけてストンピングの連打を見舞った。終盤にも再び1対1の攻防。お互いに技の読みあいから、高度な技の掛け合いに発展した。
最後は、10分33秒。場外で敵を分断し、味方をアシスト。DOUKIが外道にイタリアンストレッチ32を決め、3カウントを奪取した。
デスペラードは、試合後も詰め寄ってくる石森に対し、ベルトを見せびらかすように挑発。時折笑顔をのぞかせながら、独特の体を揺らす歩き方で花道を引き揚げていった。
新日本のジュニア戦線では、デスペラードと高橋ヒロムが多くの注目を集めている。だが、デスペラードはタイトルマッチが決まった会見で「俺は完全に否定派です」ときっぱり。「技術で言ったら確実にコイツのほうが最高峰」と、石森の実力を認めていた。
この日の試合後も「楽しいね。自分の経験をぶつけて戦えるっつーのはいいもんだぜ」。2週間を切った選手権試合を心待ちにした。

