ザック・セイバーJr.(34)がノア時代の「大先輩」を関節技地獄に陥れ、逆転勝利を収めた。ノア道場で修業していた時代にトップレスラーだったKENTA(41)と対戦。21分33秒、手と足を極める複合関節技でギブアップを奪って勝利を収めた。

エルボー合戦から場外戦でKENTAからDDTを食らったセイバーJr.は相手左足にキックと関節技で集中攻撃。サッカーボールキックの応酬後、KENTAの勢いに押された。串刺しドロップキック、コーナートップからのダイビングフットスタンプと攻め込まれた。さらにブサイクへの膝蹴りまで浴び、フォールを狙われた。

何とか2カウントで回避したセイバーJr.はKENTAの左足を膝十字固めで捕獲。張り手してきた手も捕まえ、複合関節技でギブアップを奪った。攻め込まれながらも得意の関節技で仕留めたセイバーJr.は、ギブアップを否定するKENTAの姿を横目に不敵な笑みを浮かべて勝利をアピール。セイバーJr.は「KENTAさん、本日はトレーニング、ありがとうございました。大先輩、いつもありがとうございました。また、またお願いします」と皮肉交じりに日本語でKENTAを挑発した。

11年ノア英国大会で初対戦して敗退した経験、ノア道場でもKENTAとのスパーリングで「ボコボコにやられた」と振り返る。その後、KENTAはWWEへ移籍し、自らもノアを離れながらも新日本マットで再会した経緯もある。「KENTA、金輪際、オレに先輩面はできない。なぜなら今日からオレが先輩だからだ」。先に新日本プロレスに加入し、現在は春の祭典ニュージャパン杯2度の優勝を誇る。現時点での「格の違い」をみせつけたセイバーJr.は最後まで満足顔だった。