全日本プロレスなど日米マットで活躍したプロレスラーで「テキサスの荒馬」と呼ばれたテリー・ファンクさんが死去した。
23日(日本時間24日)、米プロレス団体WWEが発表した。79歳だった。死因は明らかにされていないが、16年にヘルニアの手術を受けた後から体調が悪化。21年には認知症の治療を続けていると複数の米専門メディアが報じていた。兄ドリー・ファンク・ジュニアとのタッグ「ザ・ファンクス」などで活躍した。
この報道を受け、全日本の諏訪魔(46)が取材に応じ「ニュース見てびっくりした」と驚きを隠せない様子だった。「本当にレジェンドで、家族全員が好きだった。母ちゃん、姉ちゃん、ファンクスが好きだった。お茶の間のアイドルだった」と懐かしんだ。
直接の面識はなかった。願いはかなわなかった。
あれは8年前。15年5月30日、「天龍源一郎引退 Revolution FINAL TOURinOSAKA」(大阪府立体育館第2競技場)。「天龍さん引退前の大阪大会で、テリーと試合が出来そうな雰囲気だった。もしかしたらって。でも、病気で日本に来れなくなった。天龍さんからは『テリーのスピリットを体験した方がいい』『テリーに触れた方がいい』と言われていたから、俺も楽しみにしていたけど、残念だった」。結果的に、青木篤志&佐藤光留とトリオを組み、天龍&ドリー&NOSAWA論外と激突した。
試合したかった。それはかなわぬ夢となった。「全日本プロレスの名前を全国に広めた方、歴史の一部分。本当に偉大な方。ご冥福をお祈りします」としみじみ語った。

