ボクシングWBO世界バンタム級王者武居由樹(28=大橋)がプロ初の「横浜マッチ」に向けてボルテージを上げ、V2防衛成功を狙う。
28日、横浜のBUNTAIで同級8位ユッタポン・トンデイ(31=タイ)との2度目防衛戦を控える。14日、横浜市の所属ジムで練習を公開。当初は1月24日に行われるカードだったが、24年12月上旬に右肩関節唇損傷で全治4週間と診断を受けて試合中止となっていた。
仕切り直しのリングで世界戦初メインとなる武居は「ユッタポン選手をはじめ、いろいろな方に迷惑をかけた。結構、つらい時期もあったが、しっかりと切り替えてメインらしくバチッと勝ちたい」と強い決意を示した。K-1スーパーバンタム級王者時代、さいたまスーパーアリーナ、両国国技館など首都圏、大阪、名古屋でも試合を経験したが、意外にもキック25戦で1度も横浜で試合したことがなかった。
現所属先の所在地でもあり「自分がこの横浜を盛り上げるつもり」と新鮮な気持ちを押し出した。昨年は世界戦2連勝も判定決着だった。武居は「周りの空気的にもKOで勝たないといけないと感じている。野性味を出してめちゃめちゃに(挑戦者を)しようと思う」と意欲。所属ジムの大橋秀行会長(60)は「ぐちゃぐちゃにいって倒すことを期待している」とKO指令を出していた。【藤中栄二】

