ボクシングWBO世界バンタム級8位ユッタポン・トンデイ(31=タイ)が22日、羽田着の航空便で来日した。28日、横浜のBUNTAIで同級王者武居由樹(28=大橋)に挑戦するため、22日に来日。9~21歳までムエタイを1000試合ほど経験し、10代でムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアムで王座獲得の経験の持ち主。ユッタポンは「武居選手がK-1王者だったことは知っている。自分にはボクシングIQと精神力がある。もちろんKOを狙う」と元キック戦士対決に向け気持ちを高揚させた。
ボククシングではアマ時代、五輪連覇の前WBO世界フェザー級王者ロベイシ・ラミレス(キューバ)を下した実績を持つ。自らが勝った選手がアマとプロで世界一になっていることもあり、ユッタポンは「ラミレス選手のように自分も続いて世界王者になりたい。プロ転向したのは世界王者が目標だから」と自信の笑み。プロでは初の海外マッチとなるが、アマ時代の5年前には合宿で2度、来日経験があるなど不安はないという。ユッタポンは「日本で世界戦ができるのがうれしい。日本のスタッフの方の対応がとても良くケアしてくれるなので感謝している」と胸を躍らせた。
身長170センチの武居に対し、ユッタポンは160センチと10センチの差がある。体格差を問われたユッタポンは「自分よりも小さい選手と戦ったことがないので問題ない。武居選手にどんな印象を持っているかはリング上での戦いでみせたい。ベストと尽くすだけだ」と強調した。今年1月に予定されながら、武居の右肩負傷で流れたカードとなるが「負傷はアクシデントというだけで自分も気持ちを作り直した。練習期間が長くなりプラスになった。世界戦ということで若干緊張しているが、ベストを尽くすだけだ」と手応えを口にしていた。

