初代タイガーマスク佐山聡率いるストロングスタイルプロレス(SSPW)は第4試合終了後、4月21日に90歳で死去したSSPW会長の“過激な仕掛け人”新間寿さん追悼セレモニーを行った。

セレモニーではパーキンソン病と戦う佐山が歩いてリングインするなど回復を見せ、前田日明、藤原喜明、藤波辰爾らも顔をそろえた。新間さんが亡くなったことをきっかけに関係を修復した佐山と前田は新たなレスラー育成構想も披露した。

前田は「自分らのころはメインイベントに出られるようなレスラーの体を作るまで5年かかったんですよ。自分は18歳で入って、1年ぐらいの間に3点ブリッジで2人、3人、ブリッジに乗せるようになったからね。それはもう最低ラインですよね。みんな打たれ強かったし、よもやの事故的な落ち方をしてもケガしなかったし。痛めることはあっても(大きな)ケガはしなかったですね」と振り返り、「今のプロレスを見ていると、そういう体ができていないにも関わらず、自分たちの時代のレスラーのイメージで自分が受けられないことを相手に行って、相手を壊すというのがほとんどだと思うんですよね。だから、まず時間をかけて選手をビシッとレスラーの体にしてリングに出すことですね」と説明した。

佐山と前田は、新間さんが1984年4月に旗揚げしたユニバーサルプロレス(第一次UWF)に所属した85年9月に意見の相違から“不穏試合”を行って以来、平行線をたどっていた。だが新間さんの死をきっかけに再び歩み寄った。