東京女子プロレスは、7月21日に東京・大田区総合体育館で夏のビッグマッチ「SUMMER SUN PRINCESS '25」を開催する。
同大会で行われるインターナショナル・プリンセス王座戦で挑戦者宮本もか(26)を迎え撃つのが王者鈴芽(26)。勝てば荒井優希が持つ最多6度の防衛に並ぶ重要な一戦となる。大一番を前に鈴芽に話を聞いた。
-防衛戦への意気込みを
「次で6度目なんですけど、これを勝つと最多防衛記録に並ぶというのもありますし、私がインターナショナルのベルトへの挑戦に踏み切ったきっかけが、宮本もかだったり遠藤有栖っていう同世代の戦いを見てっていうのが大きかったので。そういう存在とベルトをかけて戦えるっていうのをすごくうれしく思っているし、私が勝ちたいと思っています」
-もか選手のデビュー戦の時にタッグを組んでたのが鈴芽選手でした
「そうなんですよ、一番近い世代の、何度も何度もタッグでも戦ってきた相手なので思い入れは深いです」
-もか選手の手ごわい部分と、逆に鈴芽選手が出していきたい部分は
「もかの戦い方を貫いているところが強いなと思うし、そこに勝たないといけない。自分はやっぱり戦い方でいうとスピードだったりを武器にしているので。そこは負けないように、生かしていきたい部分です」
-その名の通り、インターナショナル王者として海外で戦うこともあります。海外での試合の魅力とは
「毎回、得るものがあるというか。すごいきっかけになることが多いです。1番最近の今年のラスベガスではジェイダ(ストーン)を相手に防衛戦があったんですけど、すごい自分がレベルアップできてるという実感がありました。アメリカで何度か試合してるんですけど防衛戦は初めてだったし、それを乗り越えられたっていうのはすごく大事な経験になったなと感じました」
-今後、どのくらい防衛を伸ばしていきたいですか
「最多防衛記録というのもあるんですけど、最多防衛期間が1年間なんです。それも狙っているので、このペースで防衛をしていくと、12回で1年間という感じですね」
-これからなっていきたいチャンピオン像はありますか
「もちろん、このベルトを持つチャンピオンとしては、もっと海外に東京女子を広めたいっていうのはあるんですけど、私個人としては、見ている人が1歩踏み出す勇気を持てるような試合ができるプロレスラーになりたいってずっと思っていて。東京女子の中でも、ベルトに挑戦したいと思っている子が、そういう1歩を踏み出して挑戦してきてくれるとうれしいです」
-もともと鈴芽選手はどうやって1歩を踏み出してプロレスラーになったんですか
「高校を卒業して就職してたんですけど、友達がプロレスが好きで話は聞いてたんです。その中で急に(試合を見に)行ってみたいなという気持ちになって。友達が見せてくれた写真が東京女子の写真で、そこで(辰巳)リカさんの写真を見て。『この人を見てみたい』って試合会場に連れて行ってもらって、もうその瞬間からプロレスが好きになってしまいました」
-プロレスを好きになるのと、やってみるのでは全然違うのでは
「私も何かに全力になりたいって思ってたんですよ。そこから何カ月かプロレスを見ていくうちに『あ、私プロレスがやりたい。ここで私も生きてみたい』って気づいて。決意しましたね。そこまで私、人生の中で本当にやりたいなって思っても全く挑戦してこなくて。すごい楽な道で生きてきたので。初めての挑戦だったと思います」
-1歩踏み出したのですね
「東京女子のおかげだなって思います。1歩を踏み出せたのもそうだし、ずっとこうやって頑張り続けられる環境っていうのも、東京女子プロレスがキラキラしてるから」
-そんな中、目指しているのは東京女子の「女王蜂」だとうかがいました
「(デビューするときに)リングネームより先に色(黄色)を決めてたんですよ。イメージとして。危険なイメージを持たせたい、かわいいより格好良い、っていうところから。でも最初は(リングネーム通りのスズメバチではなく)ミツバチっぽいイメージを持たれたのが悔しくて」
-実力もついて、今ではミツバチのイメージも払拭されたのでは
「結構スズメバチらしくなってるかなーって自分では思ってます。そしてもっと成長して女王蜂になりたい。東京女子の中でも危険な存在というか。みんなにずっと警戒してもらえるような選手でいたいです」

