メインイベント(第8試合)でゼンニチJr.フェスティバル2025優勝決定戦(時間無制限一本勝負)が行われ、青柳亮生(あつき、25=Bブロック1位)が29分45秒、ファイヤーバードスプラッシュでライジングHAYATO(26=Aブロック1位)から3カウントを奪い、優勝した。

25分過ぎ、青柳亮がスパニッシュフライでHAYATOをたたきつけるも、カバーはカウント2。直後のムーンサルトプレスはかわされるが、人でなしドライバーから再度ムーンサルトを投下した。続くファイヤーバードスプラッシュは膝剣山で迎撃された。

両者はその後、馬乗りでチョップとエルボーを打ち合う究極の消耗戦に。HAYATOの人でなしドライバー、インプラントをしのいだ青柳亮はリバース・フランケンシュタイナーから渾身のラリアット、ハウザーインパクトと畳みかけ、最後はトップロープからファイヤーバードスプラッシュを炸裂させて激闘を制した。

試合後、青柳亮はマイクで「これが全日本プロレスジュニアだ。そして優勝したのは青柳亮生だ! この超誰が勝つか分からないこのリーグ戦を勝ち抜き、ライジングHAYATOを倒し、このトロフィーを手に入れたわけだが、もう一つ足りないものがある。そうだ、世界ジュニアが足りない。優勝したってことは権利ありますよね」と話し、世界ジュニア王者の吉岡世起をリングに呼び寄せ、王座挑戦を直訴した。

吉岡も「この長い花道を歩きながら考えていたんですけど、断る理由が何も見当たりませんでした」と了承。そして「このジュニフェスの決勝を、大田区のメインで務め上げた青柳亮生に敬意を持って、いつでも、どこでも、挑んできてください」と青柳亮に日時、場所の設定を委ねた。

青柳亮が「ならば8月10日、青柳亮生の地元松本でいかがでしょうか!」と提案すると、吉岡も「1週間って早くない? 急だね。でも俺が言い出したことだからいつでもいいよ。ただ、俺は地元だからって花を持たせるような良い性格はしてないよ」とうなずいた。こうして8・10松本大会では青柳兄弟の兄、優馬が3冠ヘビー級王者斉藤ジュンに、そして弟の亮生が世界ジュニア王者の吉岡に挑戦することが決定した。