新日本プロレスの高橋ヒロム(35)がノアに参戦。セミファイナルで菊池悠斗(26)と対戦し、12分46秒、TIME BOMB(ファイヤーマンズキャリーで担ぎ上げ、自分の横に背中からたたきつける技)で3カウントを奪って勝利した。
ヒロムはもともと今大会でYO-HEYのGHCジュニアヘビー級王座に挑戦する予定だった。だがYO-HEYが左眼窩(がんか)底骨折で欠場。代役菊池とのシングル戦に変更となった。
ヒロムは菊池の粘りにはあったものの、最後はヒロムちゃんボンバーを2度たたきこんでから、TIME BOMBにつなげる完勝。ジュニアの最前線を走る実力を見せつけた。
そして試合後、YO-HEYがリング上に登場。「眼窩底の完治、そして復帰のめどがたちました。9月8日、後楽園。そこで改めてこのGHCジュニアヘビー級のベルトをかけて、おいらYO-HEYちゃんと戦ってくれませんか」とヒロムに問いかけた。
ヒロムは「そんな素晴らしいあいさつでよかったです。(王座)返上のあいさつかと思いましたよ。でも、これだけのお客さんが、いやテレビを通じて見てる何万ものお客さんが『返上しろ』なんて言わずにYO-HEY選手を待つということは、ノアの顔ですね。断る理由なんてあるわけないじゃないですか。9月8日、後楽園ホール、楽しみにしてます。必ず! この俺が勝つ」と王座戦を了承した。
ヒロムはバックステージで「悪いけど、試合中にも言ったと思うけど、ノアの人間とやったとは思ってません。面白かった、すごく楽しかった、でも俺はノアを味わいにきたんだ。その最初のシングルマッチが道頓堀プロレスを背負ってる選手、でも今はノアに参戦してる選手。それじゃあ100%のノアは味わえないだろ。選手としては菊池選手、素晴らしかった、面白かった。ただ、今日に限ってはちょっと情熱不足でしたね」と菊池との一戦は物足りなかった様子。
そして「さてYO-HEY選手。良かったですよ。仕方なく復帰するんじゃなくて、ちゃんと120%の状態で9月8日の後楽園ホール、来てくださいね。いやあ楽しみだな。ついに、ついにか。ノアを味わう時が来ました」と舌なめずりした。

