プロボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦(14日、名古屋・IGアリーナ)で、王者の井上尚弥(32=大橋)に完敗したムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)の、試合直後の様子が明らかになった。
ドーピング検査を理由に会見を欠席していたが、同国のスポーツメディア「bugun sport」が15日までに更新したインスタグラムのリール動画によると、その後に一部の取材に応じていた。
「ムロジョン・アフマダリエフは試合後、日本のジャーナリストとの短いインタビューに応じた」と投稿し、動画をアップ。史上最多5度目の4団体統一王座の防衛を許した井上が、まさに無傷のきれいな顔だった状況に対し、傷だらけになった顔で話すアフマダリエフの姿が映っていた。
日本語の通訳を介し「すごくいい雰囲気で、日本は熱かった。この階級で、あと10回ぐらい戦いたい」と笑顔で語り、笑いも誘った挑戦者。一方で、額や両目の下が広範囲にわたって濃い紫色に変色していた。ガードの間から浴び続けた、井上の拳の強さを物語っている。
「キャリア最大の強敵」と表現され、井上から警戒されたアフマダリエフだったが、試合は12回フルラウンドの末に判定0-3で敗れていた。
欠席した会見にはディアス・トレーナーが代わって出席。ダメージについて聞かれると「一切ない、一切ない。(試合後の様子も)全く変わらない。状態もいい」と強調。日本の報道陣から「効いたパンチはなかったということか?」と質問され「いいパンチを持っているし、当てられたパンチもあったが、そのパンチでダメージがあったか? と言われば、ダメージはなかった」と強がっていた。
しかし、目の腫れなどはなかったとはいえ、被弾の多さが顔面に表れていた。

