セミファイナルでKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級(-55キロ)王座決定戦3分3回延長1回が行われ、KNOCK OUT-RED(ヒジありルール)同級王者森岡悠樹(31=北流会君津ジム)が1回2分41秒、福田拓海(26=KNOCK OUTクロスポイント大泉)にKO勝ちし、赤と黒の2冠王者に輝いた。
1回からバチバチの倒し合いとなり、まず40秒すぎに森岡が左右のパンチ連打で最初のダウンを奪取。すると福田も打ち合いの中で右フックを当ててダウンを取り返した。しかし激闘には慣れている森岡は倒されても焦らず、冷静に呼吸を整えてジャブ、ワンツー、ボディと攻撃を散らし、最後はロープ際につめて強烈な右ストレートを突き刺して勝負を決めた。
2種目を制した森岡は試合後「ダウンをもらった瞬間はスイッチが入りました。行くしかねえと思いました。いつも最近はそんな感じなんで、もう焦るとかないですし。ちょっとなんか盛り上がってきたなっていう自分の中でアレがあるんで、効いてなければ全然大丈夫です」と振り返った。
2種目王者になった森岡だが、ベルトを両肩にかけて「右肩、左肩と、おなかにベルトがつけられそうなので黄色いベルトを。俺だったら多分盛り上がる試合できるんで。やるか、やられるかの試合、UNLIMITEDだと見せられると思ってるんで」と話し、UNLIMITEDルール(MMAから関節技と絞め技を抜いたルール。グラウンドでの打撃はあり)の試合にも色気を見せた。
森岡の階級にはUNLIMITEDルールの王座は設定されていないが、KNOCK OUT山口元気代表は「UNLIMITEDはテイクダウンディフェンスが重要な鍵になってくるので、森岡選手といえども大変ではないかと。でもそれをやることで森岡選手に進化が見られるんじゃないかなと思ってるんで、ちょっと見てみたいですよね」と話していた。

