打撃格闘技のKNOCK OUTは23日の後楽園大会の試合後、声明を発表し、審判団に対して異議を申し立てたと明かした。
以下、KNOCK OUTによる声明文。
「9.23 KNOCK OUT.57-第10試合『山田真子vs Kiho』試合結果に関しまして
本日開催されたKNOCK OUT.57第10試合「山田真子vs Kiho」に関しまして、KNOCK OUTプロモーションは審判団に対し、正式に異議を申し立てました。
当該試合の採点は、KNOCK OUT公式ルールの採点基準、及びKNOCK OUTが掲げる『倒しに行く姿勢を最大限評価する』という理念から大きく逸脱したものであり、当イベントの根幹を揺るがしかねない重大な問題であると認識しております。
私たちは本件について、審判団としての正式な見解と説明を強く求めております。
今後もKNOCK OUTは、選手の真価を正しく評価し、ファンの皆さまに対し誠実で公正なリングを提供するため、全力を尽くしてまいります」
山田対Kihoの一戦については3回を終えた時点で判定1-1、延長では判定2-1でKihoがKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王座を戴冠した。
試合は立ち上がりから山田が積極的に前に出て、要所で鋭いパンチをたたき込み、Kihoは圧力を受けながらもキックを中心にカウンターを狙う展開。延長に入っても内容は変わらず、押していたのは山田のようにも見えたため、KNOCK OUT山口元気代表は試合後、すぐに再戦を指示していた。
山口代表は試合後の会見で「運営と選手とジャッジの三権分立だから、俺があまり口出してもいけないことなんですけど」と前置きしてから、ジャッジの中に、倒しにいくことを重要視するKNOCK OUTの採点基準ではなく、ムエタイの採点基準で試合を採点したジャッジがいたことがこの問題の原因だったと説明。
「審判部長の和田(良覚)さんに言いました。BLACKルール(ヒジなし)で再戦してもらうけども、今日のジャッジの人はムエタイ式の見方が染み付いちゃってるから、(次は)外させてもらいますと。議論してもたぶん分かんないんですよ。骨の髄までムエタイが染み付いちゃってるんで。バランスとかコントロールとか、そこを本能的に取っちゃうんだと思うんですよね」と話していた。

