第7試合のスーパーファイトKNOCK OUT-BLACKウエルター級(-67.5キロ)3分3回延長1回に、同級王者の中島玲(27=KNOCK OUTクロスポイント渋谷/ハイブリッドアカデミー)が登場。小川悠太(30=誠真会館所沢道場)と文字通りの死闘の末に判定2-0で勝利した。
中島はボクシングの元日本スーパーウエルター級暫定王者で、キック転向後もほぼすべての試合をパンチ中心に戦ってきた。だが今年4月のユリアン・ポズドニアコフ戦でダウンを奪われて判定負け。“キックボクサーになること”を課題にかかげてこの再起戦に臨んでいた。
中島は1回立ち上がりから右ハイキックを繰り出し、その後も強烈なカーフキックを何発も当てた。キックを意識させてのノーモーションの右ストレートや、左ボディフックも要所でたたき込んだ。キックを織り交ぜた、これまでの試合とはまったく違う、新しい戦いぶりを存分に見せつけた。
実力者小川も負けずに強烈なパンチ、キックを返し、この階級のトップ選手であることを証明。最後までどちらが倒れてもおかしくない好ファイトは、僅差で中島がものにした。
中島は試合後のマイクで「今日はちょっと蹴りを見せようと思って、パンチが空回りしてしまったんですけど。次は完全体の中島玲で帰ってくるんで。年末、たぶんみんなが見たいのは(ユリアンとの)再戦でしょ。絶対倒すんで応援お願いします」とユリアンへのリベンジを誓った。

