西前頭13枚目千代大龍(26=九重)が東7枚目玉鷲(30=片男波)を破り6勝目を挙げた。
立ち合い。圧力十分の当たり1発で、勝負は決まった。「1発入ったら相手が土俵際でのけぞってくれるので、すぐに行こうと思った」。間髪入れずに押し込み、2秒で押し出し。「絶対変化はないと思っていたんで、思い切って。たまたまです。いつも通り、(相手を)はじこうと思って立ち合いをやっただけ」と、会心の勝利を振り返った。
返り入幕で、勝ち越しまであと2番。だが、まだ気は抜けない。「ここから平気で負けちゃうんですよ、僕。3年前の名古屋みたいに」と、西前頭15枚目で6勝1敗から5連敗し、千秋楽で勝ち越しを決めた経験が頭をよぎった。「そういうのがあるんですよ。本当に。あとは、けがなく取り組むこと」と、目の前の一番に集中する。


