新入幕で東前頭16枚目の輝(21=高田川)が、複雑な心境で勝ち名乗りを受けた。
同じ石川県出身で中学の先輩にあたる、目標の力士でもある同11枚目の遠藤(25=追手風)との夢対決は、遠藤がこの日から休場し消化不良の不戦勝。前夜は「一応やりました」と、シミュレーションして対策を練ったという。「初対戦だったが」の問いに「やりたかったのは事実です」と素直な胸の内を明かした。
それでも、幕尻でここまで1勝5敗と苦戦していただけに、幕内残留に向けた貴重な2勝目には違いなく、そこも「勝ちは勝ちなので」と素直に話した。新十両時代の14年九州場所4日目(対英乃海)以来、2度目の不戦勝。これをプラス思考に変えない手はない。「明日から初日のつもりでいきます」と、絶好の切り替え材料にする。

