西前頭14枚目の豊響(31=境川)が昨年春場所以来、5場所ぶりに幕内で勝ち越した。
決まり手は「後ろもたれ」。西前頭5枚目の蒼国来(32=荒汐)を立ち合いで吹っ飛ばしたが、土俵際でするりと抜けられ、後ろを取られかけた。だが、そのまま横歩き。そして相手にもたれながら、後ろ向きで土俵外に追いやった。「必死で、もう気持ちです」。
勝ち越しに王手をかけてから3連敗し「嫌な空気があった」。その空気を、何が何でもの気持ちで振り払った。
白鵬から金星を挙げたこともある実力者だが、昨年秋場所では十両落ちも味わった。「新年、いいスタートが切れたと思う。でも、まだあと2日ありますから」。新婚力士は、残る2日で白星を重ねていきたい。

