日本相撲協会は28日、エディオンアリーナ大阪で夏場所(5月13日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を行い、元小結若葉山を祖父に持つ若隆景(23=荒汐)が、初土俵から所要7場所で、同じ部屋に所属する兄2人よりも先に新十両昇進を果たした。

 「上がれるかどうか今日まで緊張していた。こんなに早く上がれるとは思っていなかった」と満面の笑み。師匠の荒汐親方(元小結大豊)が、兄2人を付け人にする可能性を示唆したが「付いてもらいたくはないです」と苦笑いを浮かべた。