7場所連続休場中の大相撲の横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が4日、名古屋市の九重部屋へ、3日連続となる出稽古を行った。

 横綱白鵬が、稀勢の里の今後について独自の考えを展開した。2、3日と2日続けて稽古で胸を合わせたが、まだ稀勢の里は本調子ではないと実感。そこで「夏巡業でしっかり稽古をして秋場所で出るのも1つの選択だと思う」と提案した。自身も初、春場所と初めて2場所連続休場を経験して、体調作りに苦労したという。「まだ数日あるからよく考えて」と慎重になる必要があるとした。