先月の初場所を5日目から休場した大関栃ノ心(31=春日野)が、右太ももの負傷から回復に向かっていることを明かした。

12日、東京・両国国技館で行われた、力士や行司などを対象とした献血に臨んだ。

約90人が参加する中、関取でただ1人採血した栃ノ心は「針が太かったね」と苦笑い。稽古では相撲こそ取っていないものの「(右足に)力が入るようになってきた」。自身2度目のかど番となる春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて、患部への不安はなくなってきた。