貴景勝に300万円の化粧まわし 右膝は回復順調

大相撲の大関貴景勝(22=千賀ノ浦)の昇進披露宴が16日、都内のホテルで行われた。

新大関だった5月の夏場所で右膝を負傷。かど番となる名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)に向けて、現在は治療とリハビリに専念している。

晴れ舞台を迎えた22歳は「大関に昇進して頑張らないといけないという気持ち。先場所は大関としての責任を果たせなかった。今場所(名古屋場所)はますます大事になってくる」と、身を引き締めた。

披露宴には八角理事長(元横綱北勝海)らが出席。17年5月に行われた元横綱稀勢の里(現荒磯親方)の横綱昇進披露宴を約500人上回る2000人の関係者が訪れた。

若手の筆頭的存在として期待される22歳は「こんなに盛大にやっていただけるのは人生で初めて。皆さんのおかげで大関になった実感がある。(昇進の過程で)応援していただいて活力になった」と、晴れ舞台で感謝の言葉を並べた。

右膝の状態については「良くなっている。筋力が戻ってきた」と、回復傾向にあるという。

披露宴前には、建設機械を扱う企業から2台のクレーンがデザインされた化粧まわしを贈呈された。大関以上しか許されないつづれ織りが施され、値段は300万円相当。

新たな期待を背負った貴景勝は「うれしいです」と感謝した。名古屋場所までちょうど3週間。「大関とは何かを考え直して、勉強して、膝を治して7月(名古屋場所)いい成績を残したい」と意気込んだ。

昇進披露宴には同じ二所ノ関一門の芝田山広報部長(元横綱大乃国)や、白鵬、鶴竜の両横綱らが出席。両親や埼玉栄高の山田道紀監督、プロレスラーのオカダ・カズチカ(31)も駆け付けた。

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  • 記者の質問に答える大関貴景勝(撮影・河田真司)