新横綱の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が、2場所ぶり5度目の優勝を飾った。取組前、1差で追っていた妙義龍が明生に敗れた時点で優勝が決定。結びでは大関正代を厳しい攻めで寄り切り、13勝目で1人横綱を務めた激闘の15日間を締めくくった。
-今の気持ちは
照ノ富士(以下照) 一生懸命やってよかったなと思います。
-重圧もあったのでは
照 そういうの感じてもしょうがないんで。その日の一番に全力をかけて、一生懸命やっている姿を見せればいいかな。
-今日の相撲は
照 さっき言った通り一生懸命やるだけ。
-妙義龍が敗れた時は
照 最悪3番でも相撲とる気持ちでいました。できることをやったと思います。
-新横綱の15日間は
照 考えても仕方ないこと。土俵に上がれば一生懸命やるだけ。土俵の上で一生懸命やる姿を見せるのはお相撲さんの仕事かなと。(土俵入りは)うまくできたか不安もありますけど。
-膝への不安は
照 いや、大丈夫です。
-新横綱の優勝は
照 本当に優勝することが難しいと感じてきた。優勝すること自体がありがたいこと。(今年3回)自分1人ではこんなに活躍できない。親方、おかみさんはじめ、後援者の方、家族、ここに来てくれたみなさんのおかげ。来場所も頑張りたいと思う。
-九州場所へ
照 土俵の上ではいつ何が起こるか分からない。上がっている以上は、精いっぱいやっていきたい。