昭和以降最速タイの所要3場所で新入幕の落合あらため伯桜鵬(19=宮城野)が“最大のライバル”を退けた。同じ新入幕の豪ノ山(武隈)と対戦して勝利した。4勝2敗とした。
豪ノ山には先場所、本割、決定戦と連敗して十両優勝を果たせなかった。その決定戦を含めて、豪ノ山には3戦3敗。場所前の新入幕会見でも「先場所は十両優勝を意識してやった。14勝1敗は好成績だが、同じ相手に3連敗は悔しい。自分が弱いだけ。強くなりたい」とメラメラした思いを隠さなかった。
しかも相手は初日から5連勝と土つかずできた。一方の伯桜鵬は5日目も竜電にがっぷり四つに組まれての完敗。2敗目を喫し、支度部屋での相撲への質問にはほぼ無言を貫き、最後に「残り10日、頑張ります」とだけ言った。
一方の豪ノ山も「負けないよう、気合入れていきます」と闘志を燃やしていた。そんな令和の燃えるライバル対決を制した相撲は、残りの土俵にもはずみをつける。
◆伯桜鵬哲也(はくおうほう・てつや) 本名落合哲也。2003年(平15)8月22日、鳥取県倉吉市生まれ。先代佐渡ケ嶽親方の元横綱琴桜と同じ成徳小4年から本格的に相撲を始める。鳥取城北高で2年連続高校横綱。卒業後は社会人で実業団横綱となり宮城野部屋入門。今年初場所、幕下15枚目格付け出しで7戦全勝優勝。1場所で新十両昇進を果たし10勝→14勝で所要3場所の歴代最速タイで新入幕。181センチ、162キロ。得意は突き、押し、左四つ、寄り。

