大関豊昇龍(25=立浪)が綱とりへ厳しい2敗目を喫した。

過去11勝5敗と合口のよかった大関経験者の正代との一番。四つに組まず、想定外の突き放しで最後は圧力負けで押し倒された。中日を終えて6勝2敗。まだ逆転優勝の可能性はあるとはいえ、もう負けられない状況に追い込まれた。

前日7日目は“同期生”の王鵬を厳しい攻めで破り、6勝目をあげた。「気合を入れて相撲をとった。同期だし負けたくなかった」と気迫をみなぎらせた。一転、この日は相手の攻めに合わせた形。横綱には安定した力が求められるが、大きな課題を露呈した。

場所中、「1日一番、相撲を取っていく」と繰り返してきた。横綱照ノ富士が引退し、ぽっかり空いた角界最高位の座。そこを得るチャンスを逃すわけにはいかないが、状況は厳しさを増してきた。

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