大関霧島(30=音羽山)が、西前頭3枚目の美ノ海(33=木瀬)に押し倒しで敗れ、3敗目を喫した。3敗はいずれも平幕相手で、今場所後の横綱昇進は絶望的となった。
中日の時点で、優勝争いのトップをいく横綱大の里とは2差が付き、逆転優勝も簡単ではない。もともと綱とりのためにはハイレベルな優勝が求められていた。
八角理事長(元横綱北勝海)は「途中、止まった時に踏み込んでいかないと。頭四つになった時、圧力をかけていかないといけない」と敗因を口にした。
綱とりの可否については明言しなかったが、霧島の心境を思いやった。「精神的に、優勝と思っていただろうけど、これからの目標が定まらなくなって気合が入らなくなると大変だと思う。切り替えていけるかどうか」と話すなど、9日目以降の集中力の持続を促した。

