ヒップホップアーティストAK-69が9日、東京・日本武道館で「THE ENLIGHTENMENT in BUDOKAN」を開催した。
活動30周年の記念の年に、自身4年ぶり6回目の武道館での公演となった。「生き方ってやつを示したいと思う。誰が戻ってきたか教えてやる。俺たちがFlying Bだ!」。熱い思いを込めて叫んでみせた。
22年4月に同会場で公演をした際、自身の社会に対する考えをありのままに話した結果、事実上の“出禁”に。4年ぶりの同会場に「自分が信じた音楽を発信し続けて、ここに戻ってくることができました」と話し、観客から大きな拍手を受けた。リード曲「The Enlightenment」、横浜DeNAベイスターズ筒香嘉智外野手が登場曲に使用する「Flying B」など最新曲から人気曲まで全24曲を次々と繰り出し、1万人を熱狂の渦に包んだ。
開演前の囲み取材では「30周年を迎えた年に再び武道館のステージを踏めるというのは偶然かな。でも、これが自分がひたむきに音楽活動で頑張ってきた結果かなと思います」と万感の思いを口にしていた。
また、ライブを通して伝えたいメッセージとして「唯一残せるのは生き方しかない」と掲げていた。「現代社会で自分のことを卑下してしまう時代になっているけど、一番大事なのは自分がどうあるかっていうこと」と語り、ステージ上で自身のあり方、確たる芯を示した。
「ONE」を歌唱する前には、「自分の生き方を自分自身で見つめて、自分を愛して、たった1人の自分という存在を誇っていこう」と呼びかけ、ファンの心に真っすぐな言葉を届けた。
27年7月に2日間、TOYOTA ARENA TOKYOで自身最大規模の公演を行うことも発表された。「愛知県民としてトヨタさんが作ったアリーナに立つということで、勝手に地元を背負っているような感じです」と気持ちを新たに、これからもステージで生き様を示し続ける。



