栃木県上三川町の強盗殺人事件で、指示役とされる夫婦が現場にいた少年4人に貸したとみられる白い外車は、夫婦と少年の計6人以外の名義だったことが21日、捜査関係者への取材で分かった。下野署捜査本部は、夫婦が第三者から車を借りたとみて、詳しい経緯を調べる。
捜査関係者によると、少年4人は白い外車に乗り、現場に向かった。捜査本部は、少年のうち1人の自宅近くでこの車を押収している。
捜査本部は21日、横浜市にある竹前海斗容疑者(28)と妻美結容疑者(25)の自宅アパートを強盗殺人容疑で家宅捜索。午前10時前に始まり、時折雨が降る中、栃木県警の捜査員約10人が次々と部屋に入った。捜索は約3時間に及び、段ボール数箱が運び出された。
アパートの近くでは、よく似た白い外車が数週間前から路上駐車されるようになったのを、複数の住民が目撃している。
捜査関係者によると、竹前容疑者夫婦は事件時、リアルタイム通話で少年らに指示していたとみられる。少年側からは刃物やバール、目出し帽などを夫婦から渡されたとの供述も出ている。夫婦は容疑を否認している。
事件は14日に発生。富山英子さんが自宅で殺害され、長男と次男が負傷した。(共同)

