和歌山毒物カレー事件の林真須美死刑囚の夫林健治(はやし・けんじ)さんが22日午前8時22分、右下葉神経内分泌腫瘍のため和歌山市の日本赤十字社和歌山医療センターで死去した。81歳。香川県出身。葬儀は近親者で行った。

和歌山毒物カレー事件は1998年7月25日、和歌山市の夏祭り会場で提供されたカレーを食べた4人が死亡、63人が急性ヒ素中毒になった。林死刑囚は殺人罪などに問われ、和歌山地裁は2002年、死刑判決を言い渡した。09年に最高裁で確定したが、林死刑囚は一貫して関与を否定し、裁判のやり直しを求めて再審請求の申し立てを続けている。健治さんは収容先に面会に訪れ、取材や集会で無実を訴えていた。(共同)