建国250年を迎えた米国では4日、各地で記念イベントが開かれた。東部では気温が40度に近づく酷暑に見舞われたが、首都ワシントンの上空では米軍の航空機がごう音を立てて飛行ショーを実施し、祝賀ムードを演出。「史上最大規模の花火」が祝典に花を添える。一方、イラン攻撃など政権に抗議するデモも行われた。
うだるような暑さのワシントンでイベント会場に入るため長い列に並んだ南部ノースカロライナ州のダン・エイグレンさん(53)は「この時期に立ち会えて誇らしい」と語った。トランプ大統領については「国のことを第一に考えている。神に導かれている人だとも感じている」と称賛した。
1776年に独立宣言が採択された東部ペンシルベニア州フィラデルフィア。同市の女性初の市長、パーカー氏は建国250年を祝う「自由の祝典」で奴隷制の廃止などの歴史を振り返り「自由とは一人一人が実践し、貢献して前進させなければならないものだ」と訴えた。
イラン攻撃や厳格な移民政策などを巡り、トランプ氏に抗議するデモもあった。ベトナム戦争に従軍したチャールズ・ハインさん(79)は「戦争の悲惨さを嫌というほど体験した。トランプ(氏)は『もう戦争はしない』と言っていたのにうそつきだ。250年という記念日にこそ、声を上げなければならない」と話した。(共同)

