米紙ニューヨーク・タイムズは7日、米建国250年に合わせた4日の祝賀行事で約85万発の花火が打ち上げられた首都ワシントンの会場周辺の大気汚染が通常の6倍以上になったと報じた。CNNテレビによると、ワシントンは一時、世界の主要都市の中で大気汚染が最悪レベルになった。トランプ大統領は「史上最大の花火ショー」と強調していた。

4日深夜のトランプ氏の演説終了後、花火の打ち上げが始まり、5日未明までの約40分間続いた。同紙によると、打ち上げ開始後に微小粒子状物質「PM2・5」の濃度が急上昇し、周辺の大気汚染は5日早朝にピークに達した。PM2・5はぜんそくなどのリスクを高める可能性がある。

白く鮮やかな閃光を生み出すマグネシウムは皮膚や肺を刺激する恐れがあるが、大気中濃度は90倍以上になった。大気汚染は一時、高齢者や呼吸器疾患のある人だけでなく、一般人にとっても健康上好ましくない水準に達したという。

国立公園局は気象条件次第でPM2・5が会場の風下約24キロの地点に到達する可能性があると予測していたが、一般には公開しなかった。周辺に設置された26のセンサーで収集したデータを大気汚染監視会社が分析した。(共同)