藤井聡太6冠(竜王・名人・王位・棋聖・棋王・王将=24)が復位を目指して伊藤匠王座(叡王=23)への挑戦権を争う、将棋の第74期王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝の丸山忠久九段(55)戦が24日午前10時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まった。先手後手を決める振り駒は歩が3枚出て、藤井が先手、丸山が後手となった。
対局が始まり、飛車先の歩を突いた藤井に対し、丸山は角道を開けると、角換わりに進行した。
前期このタイトルを失った藤井は、本戦1回戦から登場。斎藤明日斗六段、佐藤天彦九段を下してベスト4へと勝ち上がった。対する丸山は2次予選からスタート。郷田真隆九段、森内俊之九段と同世代のベテランを倒して本戦に進出すると、屋敷伸之九段、木村一基九段とタイトル獲得経験者に勝ち、4強入りした。
丸山には1勝3敗。2020年7月の竜王戦決勝トーナメントで初めて対決して敗れた。21年6月の叡王戦準決勝では勝ち、そのままタイトル獲得(5番勝負は豊島将之叡王に3勝2敗。24年、伊藤に2勝3敗で失冠)につながった。23年と24年の暮れには銀河戦決勝で2年連続でぶつかり、いずれも敗れて準優勝に終わっている。今回は宿敵を倒して、復位へぐっと近づきたい。
持ち時間は各5時間。昼食休憩と夕食休憩を挟んで、24日夜に決着の見込み。

