藤井聡太6冠(竜王・名人・王位・棋聖・棋王・王将=24)が復位を目指して伊藤匠王座(叡王=23)への挑戦権を争う将棋の第74期王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝の丸山夫忠久九段(55)戦が24日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。対局は先手の藤井が勝ち、8月5日に同所で行われる広瀬章人九段との挑戦者決定戦へと進出した。
敗れた丸山は苦笑いするしかなかった。「終始押されていた」。桂を跳ねた構想に対し、藤井にうまく応対された。「(桂を跳ねる構想を)やってみたかったんですけど、思った以上に負担になった」。採用した戦型自体が疑問だった。
過去、藤井とは1勝3敗。23年と24年の暮れには銀河戦決勝では2年連続で勝っている。今回は完敗。「ワクチン」の投与はならず、1999年(平11)の第47期以来の挑戦はならなかった。

