韓国で開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)第48回世界遺産委員会は26日、飛鳥時代の天皇の宮殿跡や高松塚古墳、石舞台古墳など19遺跡で構成する「飛鳥・藤原の宮都」(奈良県)を世界文化遺産に登録すると決めた。中国や朝鮮半島との緊密な交流を背景に、東アジアで中央集権体制が誕生・成立した過程を証明する遺産として高く評価した。国内の世界遺産は27件目。内訳は文化遺産が22、自然遺産が5となる。

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◆飛鳥・藤原を巡る経過

【1930年代】藤原宮跡の発掘調査が始まる

【1972年】 高松塚古墳で極彩色壁画を発見。「古代史ブーム」が巻き起こる

【1980年】 歴史的風土を守る「明日香法」制定

【2006年11月】 世界文化遺産登録を目指し、奈良県などが文化庁に提案

【2007年1月】 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の暫定リストに記載

【2024年9月】 国の文化審議会が推薦候補に選定

【2025年1月】 政府がユネスコに推薦書を提出

【2026年6月】 ユネスコ諮問機関が登録を勧告

【2026年7月】 ユネスコ世界遺産委員会が登録決定