囲碁の女性棋士がオール一発勝負の勝ち抜き戦で争う、第11回扇興杯女流最強戦決勝、上野愛咲美女流名人対徐文燕三段戦が26日、滋賀県東近江市「迎賓庵 あけくれ」で行われた。対局は午後2時44分、上野が168手まで白(後手)番中押し勝ちして優勝し、6年ぶり2回目の扇興杯を獲得した。これで女流名人、女流棋聖と合わせて3冠となった。

予選シードの上野は今期、16人による本戦トーナメント1回戦で鈴木歩七段を下すと、岩田紗絵加二段、準決勝で向井千瑛六段にも勝って、そのまま頂点へと駆け上がった。

予選で加藤啓子六段、辻華三段、柳原咲輝二段を倒して初めて本戦へと勝ち上がり、高雄茉莉二段、星合志保四段、藤沢里菜女流本因坊と撃破した徐の快進撃は最後にストップ。初タイトル獲得はならなかった。