将棋の西山朋佳白玲(清麗・女流名人・女流王将=31)が5連覇を目指して福間香奈女流4冠(女王・女流王座・女流王位・倉敷藤花=34)の挑戦を受ける、将棋のヒューリック杯第6期白玲戦7番勝負が22日午前9時に千葉県浦安市「グランドニッコー東京ベイ 舞浜」で開幕した。先手後手を決める振り駒は、と金が4枚出て福間が先手、西山が後手。
立会人の中村太地八段が対局開始を告げると、福間は5筋の歩を突いて中飛車の意志を示すと思いきや、居飛車模様で駒組みを進めた。対する後手の西山は三間飛車から向かい飛車へとシフト。お互いに研究手順なのか、速やかに序盤が進んでいる。
対戦成績は西山の52勝、福間の58勝。女流棋界で8つあるタイトルを二分している第一人者同士の頂上対決は、これで26回目。過去は西山の12勝、福間の13勝だ。直近では、18日に終わった第8期清麗戦5番勝負で挑戦者の西山が3勝1敗でタイトルを奪取し、清麗を初めて獲得した。通算のタイトル獲得を22期にすると同時に、2年半ぶりに4冠へと復帰した。
昨年6月に日本将棋連盟は、白玲を通算5期獲得して永世称号となる「クイーン白玲」となった女流棋士を順位戦の下に属するフリークラスに編入するという新たな規定を設けた。創設された2021年の第1期と、第3期から第5期まて現在通算4期保持の西山は、今期防衛すれば通算5期で「クイーン白玲」で永世称号を得るとともに、資格を得る。
21日に同所で行われた前夜祭でも「1局1局丁寧に指していきたいと思います」と、あくまで目の前の対局に集中する姿勢を貫く。
持ち時間は各4時間。正午から1時間の昼食休憩を挟んで、22日夜までには決着の見込み。

