【伯乃富士誕生日新聞編】紙面作成レベル99取材レベル1の新任記者が奮闘する新連載

紙面作成レベルは99、取材レベルは1。新任記者(37)がプレミアム新聞を持って角界を渡り歩く「力士の一面」が始まります。記念すべき第1回は、8月22日に23歳の誕生日を迎えた伯乃富士。特製の誕生日新聞を渡して話を聞くと、少年相撲時代の思い出、家族への思い、母への感謝が少しずつ見えてきました。

大相撲

◆伯乃富士哲也(はくのふじ・てつや)本名・落合哲也。2003年(平15)8月22日、鳥取県倉吉市生まれ。成徳小4年から本格的に相撲を始め、鳥取城北高で2年連続高校横綱。卒業後は社会人で実業団横綱となり、宮城野部屋に入門。23年初場所、幕下15枚目格付け出しで初土俵を踏み、7戦全勝で幕下優勝。同年春場所新十両、同年名古屋場所新入幕。24年4月から伊勢ケ浜部屋所属。しこ名は落合、伯桜鵬を経て26年初場所から伯乃富士。得意は突き、押し、左四つ、寄り。181センチ、159キロ。


◆山田遼太郎(やまだ・りょうたろう)東京都八王子市生まれ。2015年11月入社。紙面レイアウトを担当する「整理部」に配属され、約10年間、スポーツ紙の制作に携わる。このうち約5年半は1面を担当し、東京五輪の閉会式や長嶋茂雄さんの「永久に不滅です」を伝える1面など、数々の紙面を制作。櫻坂46のファンで、本紙名物の「パノラマ紙面」の制作にも全力を注いできた。26年4月からスポーツ部に異動し、37歳で記者として新たなスタートを切る。現在は大相撲を担当。紙面制作で培った経験を武器に、新たな土俵で挑戦中。

山田記者作成の伯乃富士23歳のプレミアム新聞

山田記者作成の伯乃富士23歳のプレミアム新聞

はじめに

お相撲さんに誕生日新聞を制作して渡す。

少なくとも、よくある取材ではない。

紙面作りなら手が動く。

でも、力士を前に質問しようとすると、言葉はすぐに迷子になる。

喜んでくれるのか。

どんな顔をするのか。

誕生日の話から、その人らしさまでたどり着けるのか。

レベル1の取材は、始まる前からそわそわした。

新聞を渡すと、伯乃富士はしばらく紙面を見てくれた。

質問の仕方、話のもっていき方は、決してうまくなかったかもしれない。

それでも、答えられることを一つずつ返してくれた。大きく愛想を作るわけではない。でも、ちゃんとこちらを向いて、言葉を選んでくれる。

その向き合い方に、まず助けられた。

並んだ写真の中で、指さした1枚があった。

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スポーツ

山田遼太郎Ryotaro Yamada

Tokyo

東京都八王子市生まれ。2015年11月入社。紙面レイアウトを担当する「整理部」に配属され、約10年間、スポーツ紙の制作に携わる。このうち約5年半は1面を担当し、東京五輪の閉会式や長嶋茂雄さんの「永久に不滅です」を伝える1面など、数々の紙面を制作。櫻坂46のファンで、本紙名物の「パノラマ紙面」の制作にも全力を注いできた。26年4月からスポーツ部に異動し、37歳で記者として新たなスタートを切る。現在は大相撲を担当。紙面制作で培った経験を武器に、新たな土俵で挑戦中。