立憲民主党の田名部匡代幹事長は27日、中道改革連合の階猛、公明党の西田実仁両幹事長と国会内で会談し、3党合流協議を巡り、早期の合流を見送る意向を伝えた。立民内の反対論を踏まえ、現段階では困難だと判断した。関係者が明らかにした。立民は28日に党会合で所属議員らに説明。3党党首会談で中道と公明に正式伝達する。

立民幹部は27日、断続的に対応を協議した。党首会談の際に国会対応などでの連携継続を要請する方向で調整している。水岡俊一代表は23日、合流せずに参院で立民と公明が統一会派を結成する可能性を記者団に問われ「選択肢の一つ」と言及した。ただ公明は早期の3党合流を主張しているため、折り合えるかどうかは不透明だ。

中道と公明は党首会談で立民の意向を聞いた上で、それぞれ持ち帰り、党内で意見集約を図るとみられる。

3党は7月にまとめた合流協議の中間整理で、秋に見込まれる臨時国会に向け「新しい体制」で臨む方針を共有。8月末をめどに結論を得るとして幹部間で協議を進めてきた。

だが立民では、来春に統一地方選を控える地方組織から合流への異論が相次いだ。参院議員にも公明とは安全保障関連法や原発など基本政策の見解が一致していないとの慎重意見が根強く、党執行部は臨時国会前の合流に踏み切るのは難しいとの判断に傾いた。(共同)