トランプ米大統領は28日、南部テキサス州のジョンソン宇宙センターを訪れ、宇宙軍や宇宙産業の担い手を育成する「宇宙アカデミー」設置に向けた大統領令に署名した。
4月に宇宙船オリオンで約半世紀ぶりの月周回飛行を成功させたリード・ワイズマン飛行士ら4人に議会宇宙名誉勲章を授与した。
宇宙アカデミーは航空宇宙局(NASA)が主導し、宇宙開発に関する技術的な教育を行う構想だ。東部ニューヨーク州にある陸軍士官学校などがモデル。NASAのアイザックマン長官をトップとする委員会を設置し、トランプ氏に助言する。メンバーにはヘグセス国防長官らが加わる。
NASAは2028年に飛行士による月面着陸を計画しており、トランプ氏は「(29年1月までの)私の任期が終わる前に米国の飛行士が月に戻る。楽しみだ」と語った。また宇宙軍から得られる情報は非常に多いとし、軍の能力を大幅に向上させているとも述べた。
議会宇宙名誉勲章は「国家や人類の福祉に極めて大きな功績のあった宇宙飛行士」が対象。これまでアポロ11号で人類初の月面着陸を果たしたニール・アームストロング船長らに授与されている。トランプ氏から同勲章を授与されたワイズマン飛行士は「誇りを持って身につけたい」と述べた。(共同)

