藤井四段の集中力育てた「モンテッソーリ教育」

 前人未到の最多連勝記録「29」を達成した藤井聡太四段(14)。白星を重ねる快進撃の要因は、並外れた集中力だ。3歳で入園した地元の幼稚園が取り入れていたのは子どもの自主性を重んじる「モンテッソーリ教育」だった。米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏ら世界的な著名人も学んだことで知られる幼児教育に、「100年に1人」といわれる天才中学生の原点がある。

 藤井四段と戦った相手が口にするのは「集中力が続く時間が長い」。プロ棋士もうならせる並外れた集中力はどこからくるのか。

 3歳のとき藤井は地元の雪の聖母幼稚園(愛知県瀬戸市)に入園した。同園では子どもの感性や自発性を尊重する「モンテッソーリ教育」を取り入れていた。5つの領域からなるたくさんの教具の中から子どもは自分で選び、大きさの異なるブロックを順に積み上げたり、教具に内在する法則を理解して活動する。

 藤井が3歳から夢中になったのは画用紙を編んで作る「ハートバッグ」という袋。母裕子さん(47)は「毎日、何個も作ってくるんですよ。『聡ちゃん、きょうもこれだけ作ってきました!』。すごくうれしそうでした。100個くらいは持って帰ってきたと思います」と振り返る。

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  • 幼稚園時代に藤井四段が熱中した「ハートバッグ」
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