新国立競技場を管理運営する日本スポーツ振興センター(JSC)も東京オリンピック(五輪)マラソンの札幌移転に衝撃を受けている。11月30日に完成し、12月21日にはオープニングイベントが行われる新国立だが、当面の大きな目標は東京五輪。特にマラソンは世界に新競技場の内部だけでなく外観まで発信できる最高の舞台になる。
東京の名所を巡ってきたランナーたちが、神宮の杜の「木と緑のスタジアム」に吸い込まれていく。「五輪の一番の見せ場。世界中に見てもらえるのに」とJSCの幹部はがっかり。工事や準備などは「まったく影響がない」とは言うものの、五輪主競技場としての「ハイライト」を奪われる落胆ぶりは大きかった。

