木原誠二官房副長官が21日のBS日テレ「深層NEWS」に出演した際、岸田文雄首相が掲げる「子ども・子育て予算倍増」について「出生率がV字回復すれば、割と早いタイミングで倍増が実現される」と発言したことに、反発や異論が広がっている。
岸田文雄首相が表明した「異次元の少子化対策」にむけて予算を倍増するというのではなく、出生率の著しい回復がなければ、予算倍増は困難と受け取れるためだ。
自民党の三原じゅん子参院議員は23日、自身のツイッターで木原氏の発言を伝える記事を引用し「え?『予算倍増』ってそういう意味で使ってたの?」と指摘した。
落語家の立川談四楼は24日、自身のツイッターで「これは木原さんのクリーンヒットだ。予算倍増が出生率の上昇に繋がるんじゃねえんだってさ。久々のバカげた素晴らしい見解だね。『我が自民党は少子化対策に本腰を入れておりません』と言い切っちゃってるんだからさ。驚いたぜ」と、皮肉まじりに指摘した。
都民ファーストの会の荒木千陽前東京都議は、自身のツイッターで「え?!驚きを隠せない。『予算倍増』って子どもが増えれば児童手当などの対象者数が増えるから結果的に『倍増』が実現するでしょう、との考えを示したものだったとの事。唖然、、、、。」「子どもが増えなければ数が増えてないから予算も増えないでしょう。という意味だったらしい。皆さん納得します?」と疑問を呈した。
立憲民主党の泉健太代表は24日の会見で「子どもが増えれば予算も倍増という、へんてこな倍増論」と指摘し「おそろしく見識のない発言だ」と批判した。
一方、松野博一官房長官は24日午前の会見で、「発言全体としては、これまでの政府の説明と齟齬(そご)があるとは考えていない」「いつ倍増されるかは決まっていない旨を述べたもの」と、釈明した。
木原氏は番組の中で「子どもが増えればそれに応じて予算は増える」「出生率がV字回復すれば、割と早いタイミングで倍増が実現される」と発言していた。

