日本維新の会の藤田文武幹事長は6日、国会内で会見し、党に無許可で渡航中止勧告が発令されているロシアを訪問した鈴木宗男参院議員に対する処分を役員会、党紀委員会で検討し、「除名」を含む重い処分を下す意見が出ていることを明らかにした。
処分は10日に鈴木氏に伝達されるが藤田氏は役員会の協議を振り返り、「非常に厳しい意見もあった。鈴木議員の主張の内容にも異議を申し立てる役員もいた。非常に厳しい結論になる可能性もある」とした。
訪ロ中に鈴木氏がロシア国営通信社「スプートニク」の取材に応じ、動画が配信された。藤田氏は「約2分から3分ぐらい動画でロシアの勝利を100%確信する、といったようなもので、どうやら10分ぐらいメッセージのよう」とした上で「文脈等も含めて鈴木議員から切り取りの部分もあり、誤解を生んでいる」と反論があったという。
藤田氏は10日までに「映像の全文を取り寄せて精査する」とし、その事実確認を待って処分を決定するとした。そして「今、ロシアを擁護する。または、そうとらえられる。またはロシア政府に利用される発言や行動は非難の対象になるし、望んでいない」とした。

