元自民党議員で、元衆院議長の伊吹文明氏(86=21年に政界引退)元参院副議長の輿石東氏(88=16年に政界引退)が2日放送のBSフジ「プライムニュース」に出演し、石破茂首相の組閣について言及した。
番組では石破氏が安全保障に精通することを念頭に、防衛大臣経験者が多く入っていることなどに触れられた。
伊吹氏は「今回で形式的に派閥は崩壊しちゃった」と指摘した上で「旧安倍派の人は、政治と金の問題があるので登用できないという政治的な条件があった」とコメント。「とはいえ、私が自民党にいた37年の間を振り返ると」と語り出した。「これほど自分に協力した人…2回目(投票)は表には分からないけど、議員票が40票がなかったのがああいったことになったから、誰が助けてくれたのは分かる」とした上で「これだけ偏重してそういう人を重用したというのは、私の経験ではありませんね」と語った。
進行のフジテレビ反町理氏から「あまりにも露骨な論功行賞が過ぎる?」と質問されると、伊吹氏は「そういう感じがするね。すぐ選挙になりますから、できるだけ選挙はお互いに足らざるところを党として補い合いながら1人でも多く当選させなくてはいけない時に、なかなかちょっと、どうなのかな、という感じは率直なところ、ありますよね」と語った。
続けて輿石氏も「あまりに論功行賞、身内で固めた。そういう印象」と苦言を呈し「『納得と共感』、本人は納得と共感をしているでしょうけど、大事なのは国民・有権者が納得と共感を持っているかどうか、ということでしょう」とコメント。「納得と共感の内閣と言ったわりには、そう、納得と共感は得られないだろうと思う」と語った。

