囲碁の女流棋士、藤沢里菜女流本因坊(26)が1日、結婚を発表した。お相手は同じ囲碁棋士の横塚力(よこつか・りき)七段(30)。
2人は、11月30日から広島市で打たれていた30歳以下、七段以下の若手限定戦「第19期広島アルミ杯・若鯉戦」の本戦トーナメントに出場していた。横塚が準決勝で藤沢を下した後、決勝で連覇を目指した前回覇者の広瀬優一若鯉杯(23)に勝って初優勝を果たした表彰式でのスピーチで明らかにした。
横塚は「優勝の実感がない。人生で優勝というものをしたことがない。非常にうれしいです」と切り出した後、「先日、私事ですが」と言って藤沢の方を向いて了解を求めた上で「藤沢里菜さんと結婚としまして」と報告した。続けて「昨日(1回戦、準々決勝)終わった時点で(準決勝で当たることが決まって)言うかどうか迷ったんですけど、対局が終わってから言おうということにしました。まだ一緒に住んでいません。家を買ったんですけど、全然お金がなくて、(優勝賞金の300万円は)そちらに当てようかなと思います」とスピーチした。
これを受けて、表彰式の会場ではにかんでいた藤沢も、「いつもお世話になってる皆様へ」との書き出しで1日にX(旧ツイッター)を更新。「ご報告です。11月22日に囲碁棋士の横塚力さんと入籍いたしました。横塚さんが広島アルミ杯を優勝しましたので、急なご報告となりました。夫婦で支え合い、より一層精進してまいります。今後ともよろしくお願いいたします」とつづっていた。
藤沢は、故藤沢秀行名誉棋聖の孫娘で、藤澤一就八段(60)の娘でもある。父は「実の娘が義理の息子に負け、弟子の広瀬も義理の息子に負けました」と笑っていた。

