3月に入ると同時に関東近辺の渓流釣りが解禁となった。1日に初日を迎えた山梨・桂川の支流の真木川では約120人が入った。ヤマメやイワナが次々と掛かり、待ちわびていた釣り人たちを喜ばせていた。
地元上野原市の細田充さん(74)は早朝、上流部のえん堤下の水量があり、泡立って酸素が豊富な深場に入った。イクラエサを入れて流すミャク釣りで、立て続けにヤマメやイワナを上げた。その下流では都内から来たという祖父と孫の2人連れがやはりイワナやヤマメを確保していた。
太陽が照り始めた午前8時すぎ、えん堤上の膝ほどの深さで流れのある浅場で、放流ヤマメの群れが川面に跳ねているのを発見。細田さんは「活性が高い」とみて攻め、入れ食いとなった。お昼に上がるまで、19~22センチのイワナ3匹、18~21センチのヤマメ25匹を釣り上げた。
同じポイントではルアーマンが表層を狙って、小型のフローティングミノーをキャストしやはり次々とヒットさせていた。ルアーマンは釣り手も放流する「キャッチ&リリース」で、資源保護を心がけていた。
「人がいない場所を狙った。魚影が濃い。この傾向は当分続くと思われます。申し分のないスタートです」(細田さん)。
渓流釣りは、アユの友釣りが解禁となる前のゴールデンウイーク明けまで楽しめそうだ。

