6連覇を目指す藤井聡太棋聖(22)がタイトル戦初登場の杉本和陽(かずお)六段(33)の挑戦を受ける、将棋のヒューリック杯第96期棋聖戦5番勝負第1局が3日午前9時から栃木県日光市「日光金谷ホテル」で始まった。先手後手を決める振り駒の結果、と金が4枚出て、杉本が先手、藤井が後手。対局は振り飛車党の杉本が三間飛車から中飛車へと動きを見せたのに対し、藤井は居飛車穴熊に組んだ。
正午からは1時間の昼食休憩に入った。藤井が「金谷ホテル特製 百年ライスカレー(海老フライ、薬味添え)」「ウーロン茶(冷)」。杉本が「『とちぎ霜降高原牛』ロース肉と季節野菜のステーキ丼、みそ汁」「金谷りんごジュース」をそれぞれ注文した。
午前中は53手進んで、持ち時間各4時間のうち、杉本は40分、藤井は1時間53分消費している。局面は互角だが、杉本がうまく立ち回って持ち時間に差が出ている。午後1時、対局は再開された。ここからは駒がぶつかり合っての激しい攻防が予想される。午後3時には2回目のおやつが出される。

