弁護士の紀藤正樹氏が27日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。

自民党旧安倍派の裏金事件の公判で、証人として出廷した旧安倍派の元事務局長が、政治資金パーティー収入の還流再開を求めたのは下村博文・元文科相だったと証言したことを受け、自民党の石井準一参院国対委員長が、下村氏を衆院選の東京11区の公認候補予定者となる東京11区支部長に選任していることを「いかがなものか」と批判したとの報道を引用し「自民の自浄作用ってある意味すごい」とポストした。

下村氏が還流再開を求めたとの証言は25日、東京地裁で開かれた元参議院議員の大野泰正被告らの政治資金規制法違反(虚偽記載)事件の公判で、松本淳一郎元事務局長が行った。還流再開が話し合われたとされている22年8月の幹部会議を開いたきっかけについて、下村氏からの提案があったか問われ「返してやってほしいと発言があった」と証言した。

紀藤氏は、これを受け、石井氏が26日に下村氏が次期衆院選で東京11区の公認候補予定者となる東京11区支部長に選任されていることについて「いかがなものか」「主導した者と巻き込まれた者の差は大きい」と語ったとの報道を引用。「自民の自浄作用ってある意味すごい」とポストした。

自民党は大敗した7月20日投開票の参院選後から10日後の7月30日、下村氏を東京11区の支部長に決定。この決定をめぐり、石井氏は8月5日にも、下村氏の支部長選任について、東京都連から上申を受け、下村氏を支部長に決めた党本部について「こういう人は選任できませんと、突き返すぐらいの意思表示ができない組織では生まれ変わったとは言えない」と党執行部の対応を批判。「政治とカネの問題はまだまだ続く」と語っていた。