社会学者の古市憲寿氏(40)が24日放送のカンテレ発フジテレビ系「旬感LIVEとれたてっ!」(月~金曜午後1時50分=関西地区)に出演。高市早苗首相が同日、衆参両院の本会議で、首相として初めて行った所信表明演説について私見を述べた。
高市首相は、経済財政政策の基本方針や、物価高対策、外交・安全保障などについて考えを述べた。
古市氏は、「せっかく連立を組んだ維新から、どれだけ出せるかですよね。社会保障改革にどれぐらい踏み込めるか、だと思うんですよ」と切り出した。
「現役世代の負担を減らすってことは高市さんも言ってはいるとは思うんですけど、でもじゃあどうやって減らすのかっていう。増税しますかと。もしくは今の高齢者に対する給付を減らすのかとか。そういう具体案がなくて社会保障改革って難しいと思うんですよ」と指摘。
続けて「要は高齢者の人が実際に損をする話になりかねないので、そのことを説得できるのかっていうことが一番難しいと思うんですけど、これができるのか」と問いかけた。
また、「あとは規制改革ですよね。既得権益っていうものが日本にはあって。既得権益を維新がずっと言っているように、壊してくれるのか。これは維新の本気度も問われるし、高市さんの本気度も問われると思うんですね」とも。
「安全保障って言葉って、すごい便利で、最近、経済安全保障とか言われますけど、結局、軍事とかの分野に補助金出して終わり、の話になっちゃう可能性もあるわけですよ」と危ぶんだ。
さらに、「安全保障と言っちゃえば補助金が正当化されるから、結局それって日本の古い体制を守ることになるんじゃないのっていうことにもなりかねない。だからちゃんと日本を本当に変えてくれるかっていうことが、高市カラーだけじゃなくて、維新のむしろ責任みたいなものが問われていると思います」と話していた。

