市職員の既婚男性とラブホテルで面会した問題が浮上し、27日付で辞職した前橋市の小川晶前市長が29日までにX(旧ツイッター)とインスタグラムを更新。青空の下で鮮やかに紅葉したイチョウの木の写真を添付し「前橋での新しい一日が始まりました」との書き出しで、前橋への思いを長文でつづった。投稿は28日付。小川氏の辞職に伴う市長選は26年1月5日告示、12日投開票の予定。小川氏は出馬の是非を明らかにしていないが、否定はしていない。
小川氏は「前橋での新しい一日が始まりました」として「肩書きが変わっても、暮らしの場としての前橋への思いは変わりません」と前橋愛を強調。「これまで地域でお会いした皆さまからいただいた言葉を思い返しながら、少しゆっくりと日々を整えていきたいと思います」とつづっている。
28日は「今日一日、これまで支えてくださった皆さまのもとへご挨拶に伺っていました」と支援者へのあいさつ回りを行ったことを明かし「地域の行事でお世話になった方々、学校や商店街で日々の活動を支えてこられた方々、お仕事や暮らしの中でお声をかけてくださった方々。一人ひとりの言葉を胸に、改めて感謝をお伝えする時間となりました」とした。
支援者からは「その中で、『今はゆっくり休んでくださいね』『SNSで心ない言葉も見えるので、身体を大事にしてください』といった温かい気遣いのお声を多くいただきました」とし、「お気遣いいただいたお気持ちだけで十分で、皆さまの優しさに改めて救われました。ありがとうございます」と記した。
27日付で「前市長」となった小川氏。「肩書きが変わっても、前橋で生きていく一人として、地域の息づかいや日々の風景を大切に過ごしていきたいと思います。少しずつ落ち着いたら、前橋の良さや季節の彩りなど、これまでと変わらずお伝えしていけたらうれしいです」と、今後も前橋についての発信を続ける意向を示し「今日も一日、本当にありがとうございました。前橋の穏やかな夜が続きますように」と締めくくっている。
小川氏は9月下旬に男性職員との面会は認めたが、一貫して男女関係は否定。続投の意欲を見せていた。市議会7会派は小川氏が辞職しないとみて、27日に招集の前橋市議会定例本会議で、市長の不信任決議案を提出する予定だったが25日に辞職願を提出。27日の市議会で全会一致の同意を受け、27日付で辞職した。
小川氏は辞職前の14日、地元コミュニティーFMの生放送番組で、不信任決議案が可決されて自身が辞職か失職を選択した場合、出直し市長選には立候補する意向を示していた。27日の辞職後には、次の市長選について、支援者と相談したいとして出馬を否定していない。

