「横浜・八景島シーパラダイス」(横浜市)は、水族館「ふれあいラグーン」で、今月9日午前9時27分に、ゼニガタアザラシの赤ちゃんが誕生したと発表した。同施設でのゼニガタアザラシの赤ちゃん誕生は初めて。

父親「ホタテ」と母親「ワサビ」の間に産まれ、赤ちゃんの眼の上の模様は母親「ワサビ」の眼の上の模様にそっくりだという。産まれた時は体重15キロ。直後から母親「ワサビ」に寄り添って元気に泳いでいる。親子での微笑ましい姿やかわいらしい表情は、「ふれあいラグーン」内のヒレアシビーチから見学できる。

ゼニガタアザラシは北海道東部沿岸から襟裳岬などに生息している。日本の沿岸に唯一定住する海獣であり、体の表面に昔のお金の「銭」をイメージさせる穴が開いた銭形の模様があることから、この和名が付けられた。通常の出産は岩場で行う。母親のお腹の中にいる間は白い産毛が抜け落ち、岩場などの周囲の環境と同化する保護色として、大人の個体と同じである銭形模様や黒っぽい体色で産まれる。